大証FXがついに休止!取引所FXはくりっく365だけが頼りに

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大証FX

2014年3月17日
くりっく365に続いて取引所FXを運営していた「大証FX」を休止すると、日本取引所グループが発表しました。結局、5年間で取引所FXの運営に終止符を打ったことになります。
よほど流行らなかったんですね。。。

なぜ流行らなかったのか?

大証FXがなぜ流行らなかったのか、理由は大きく分けて3つあります。

  • 店頭FX業者が強すぎた
  • 税制優遇のメリットがなくなった
  • 先行したくりっく365の方が優位だった

FX業界は、店頭FX業者がとにかく宣伝広告をバンバン行って、顧客獲得をしていました。
例えばキャッシュバックキャンペーンや、スプレッド縮小競争などがそうですよね。
それぐらい頑張って、サービスの拡大に力を入れていた印象です。

それに対して大証FXは、そこまで大きな宣伝をしてきませんでした。
オープン当初は話題にもなりましたが、基本的には大証FXを取り扱う個々のFX業者が必死で宣伝しているのみで、取引所本体としては積極的なPR活動をしている感じはしませんでした。
これが、大証FXの敗因の一つだと思います。

3つ目が、優位性についてです。
大証FXは当初、「税制優遇」と「透明性の高い取引」の2つのメリットがありました。

年間で負けても損失を繰り越せたり、どれだけ勝っても税金は一律20%というのは大きかったです。また、板情報を見ながら注文を出せる透明性の高い取引も、大証FXを選ぶ理由でした。

しかし、税制メリットは2012年より店頭FX業者にも採用され、大証FXを使ったから税金が安くなるという、決定的なメリットが消えてしまいました。

また、いくら透明性の高い取引を実現していても、「みんなが使っていなければスプレッドが広くなる」のが、取引所FXのデメリットです。

大証FXの取引数が増えない一方で、店頭業者はスプレッド縮小競争でどんどんコストを引き下げていきましたから、これらの優位性も完全に失ってしまい、大証FXで取引する理由がなくなってしまったのです。
3つ目は、くりっく365との競争です。

取引所FXではすでにくりっく365が先行しており、名前も知れ渡っていました。
そのような状況で、あえてくりっく365から大証FXに乗り換える必要性がなかったのです。

くりっく365の方が、実績も知名度も、そして取引量も多いわけですから、その状況を覆すためには、差別化が必要だったはずです。
しかし、大証FXには決定打となるメリットがなかった。
このような理由から、大証FXは一旦休止となり、立て直しを図ることにしたのだと思います。

現在は全く未定ですが、将来的に「株式などとの損益通算」ができるようになる可能性もあるとのことなので、取引所FXにメリットが生まれれば、再び再開する可能性もあるとのことです。
大証FXが今後どうなっていくのか、こちらも目が話せませんね。

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