トルコリラ(TRY)

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トルコ

トルコ共和国の通貨であるトルコリラは、高金利通貨として知られており、スワップ派の投資家に人気の通貨です。

高いスワップポイントが期待できる反面、ボラティリティが大きく(値動きが激しく)、ハイリスク・ハイリターンな上級者向けの通貨と言えます。

ハイリスク・ハイリターンな上に、主要通貨と違って取引量も決して多くないので、FX業者の中でもトルコリラを取り扱っている業者は限られています。

トルコってどんな国?

トルコリラ(TRY)を理解するために、トルコに関する情報をまとめました。

オリンピック最終候補地にも選ばれたトルコ

トルコの国土は78万平方キロメートルとなっており、日本の国土と比較すると約2倍の大きさを誇っています。
人口は約7,480万人と日本の人口よりも少ないです。

トルコ共和国といえば、トルコ料理やトルコアイスも有名ですが、広大な土地の上に立てられた、歴史的な建築物は世界的にも知られています。

近年では、2020年オリンピックの最終候補地にトルコ最大の都市「イスタンブール」が残り、日本と開催地をめぐって争いました。
オリンピックの最終候補地として選出されていることからも、世界的にも再び注目されつつある国と言えます。

高金利の裏に潜む財政赤字の危険

トルコは、昔からインフレと経常赤字に悩まされている国です。
2013年現在は10%以下で安定しているトルコのインフレ率ですが、1997年にはインフレ率100%だったという手痛い過去があります。

トルコの政策金利を決定している「トルコ中央銀行」は、高いインフレ率を抑制するために政策金利を高く設定しており、これが高金利につながっていました。

近年ようやくインフレ率が落ち着いてきましたが、今度は慢性的な経常赤字(輸出より輸入が多い状態)が続いており、海外からの投資資金を呼び込むために引き続き高い政策金利を維持している状況です。

トルコは資源産業に乏しく、経常赤字の理由の一つとしてエネルギーの輸入依存率が高いことがあげられます。
逆にトルコの強みとなっているのが、観光資源や農業です。

前述しましたが、古代遺跡をはじめとするトルコの建築物は世界的にも魅力があり、観光産業はトルコにとって貴重な収益です。
また、さくらんぼやヘーゼルナッツの生産量が世界No.1になっているなど、農業大国としても知られています。

近年ではイスタンブールを中心に工業化が進み、自動車の生産台数は中東欧地域において最大規模へと成長しています。

また、2012年の6月には、アメリカの大手格付け会社「ムーディーズ」が、トルコ国債の格付けを「Ba1」に1段階引き上げました。
国家財政の改善と経常赤字の解消に対する政策を評価したというのが格上げの理由です。

ムーディーズでは、「Ba1」より一段階上となる「Baa3」を「投資適格級」としているため、トルコ国債の格付けがあと1段階引き上げられれば、投資適格級になる期待感もあります。

重視される指標

トルコリラの相場を知る上で気にしたいのは、やはり財政収支の状況です。
財政収支で経常赤字が続けば、トルコの経済にも大きな影響を与えますし、財政収支は政策金利にも直結するので、スワップポイントの増減にも影響を及ぼします。

そして、トルコ中央銀行が発表する政策金利にも注目する必要があります。
政策金利の内容次第では、普段から値動きが激しいトルコリラの外国為替相場が大きく変動する可能性があるからです。

トルコリラに強いFX業者

FXプライム by GMOが、トルコリラ/円を取り扱っています。

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