ポンド(GBP)

Pocket

イギリス

イギリスの通貨である「ポンド(GBP)」は、FXで取引される主要通貨の中でも、非常に値動きが激しい通貨です。

ヨーロッパ地方では、主にユーロ(EUR)が主要通貨として複数の国で流通していますが、イギリスは1992年に起こったポンド危機の影響で、EU加盟国にはなっているものの、ユーロへの統一を断念し、現在も独自の通貨「ポンド」を利用しています。

イギリスポンドはかつて、第二次世界大戦終戦前までは、世界の基軸通貨として流通していましたが、現在はその地位を米ドル(USD)に奪われ、主にイギリス国内を中心として流通している通貨になりました。

値動きの荒さに加えて、高金利通貨としても人気が高かったイギリスポンドですが、リーマンショック等の世界金融危機によって連続利下げに見まわれ、現在は昔のような高金利通貨ではなくなっています。

イギリスってどんな国?

イギリスのロンドンといえば、世界3大証券取引所の「ロンドン証券取引所」があります。
昔から、主要先進国の中のひとつとして、経済、金融が発達している国です。

人口2,000万人程度の国

イギリスは、人口6,000万人程度の国で、日本の人口よりも少ないです。
また、国土についても24万2,900平方㎞程度となっており、この広さも日本の65%程度となっています。

インフレリスクがやや高め

イギリスは「北海油田」を持つ世界9位の産油国です。
1970年代以降は北海油田から産出される石油が、イギリスにとっての大きな輸出品となっていましたが、それでも貿易赤字が続いており、主要先進国の中でも比較的インフレリスクが高い国となっています。

ケーブル通貨

イギリスポンドは通称「ケーブル」と呼ばれています。
「ケーブル」といえばポンド(GBP)のことを指しますが、FXでは主にGBP/USDの通貨ペアのことをケーブルと呼んでいます

なぜポンドがケーブルと呼ばれているのかというと、その昔、イギリスとアメリカの通信手段に海底ケーブルを使っていた時代があり、現在のポンドのレートを、その海底ケーブルを通じて伝えていたことから、そう呼ばれるようになったとのことです。

値動きの荒さに要注意

ポンドは、とにかく値動きが荒い通貨なので、下手にトレードするとすぐにロスカットされてしまいます

値動きが荒いということは、デイトレードなどの短期取引で利ざやが得やすい通貨となり、ポンドを好んで取引するトレーダーも多いのですが、やや上級者向きの通貨であることは間違いありません。

特に、イングランド銀行(BOE )が政策金利を発表した時や、利上げ、利下げが起こった時は為替レートの値が飛ぶように変化するので、注意が必要です。

Pocket

関連ページ