豪ドル(AUD)

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オーストラリア

オーストラリアの通貨「豪ドル(AUD)」は、外貨の中でも高金利通貨として知られており、スワップ金利を狙った投資家に人気が高い通貨です。

高金利通貨として有名なので、通貨以外でも証券会社などで、豪ドル建ての債券が売られていることが多いです。
値動きも比較的激しいので、デイトレーダーなどの短期売買を好む投資家にも、積極的に取引されています。

豪ドルは、通称「オージー」と呼ばれたり、「オーストラリアドル」と言われることもある通貨です。

オーストラリアってどんな国?

豪ドル(AUD)について詳しく知るためには、オーストラリアの国がどのような特徴を持っているのか知っておくのが一番です。

人口2,000万人程度の国

オーストラリアは、人口2,000万人程度の国で、そのうち25%が移民となっています。
しかし、国の面積は769万平方キロメートルとなっており、これは日本の20.3倍に相当する、広大な土地を有しています。

資源国通貨

オーストラリアは、その広大な土地を利用して、農畜産業や豊富な資源を有している資源大国として有名です。このことから、豪ドルは資源国通貨と呼ばれることもあります。
農畜産業では、特に「オージービーフ」が有名ですよね。

資源では、石油や石炭、鉄鉱石、そして金をはじめとする貴金属の採掘量も多いのが特徴です。
オーストラリアは資源の輸出量が多い国なので、資源相場の影響を受けやすくなっています

例えば、原油相場や金相場の価格が上昇すれば、それらの資源を大量に保有している豪ドルが買われる要因になりますし、資源が売られると豪ドルにとってもマイナスの影響が出ます。

ニュージーランドと相関性が強い

オーストラリアは、同じオセアニア大陸であるニュージーランドに近い国です。
ニュージーランドもまた、資源大国であり農畜産業が発展している国となっています。

ニュージーランドの通貨であるNZドルもFXではよく取引される通貨です。
豪ドルとNZドルは相関性が強いので、似たような値動きをすることも、オーストラリアドルの大きな特徴と言えます。

中国依存度が高い

採掘した資源を輸出することで、オーストラリアは稼いでいるのですが、その輸出先として最も大きい相手国は中国です。

オーストラリアの輸出量の30%以上が中国となっているため、中国依存度が高いというリスクがあります。例えば中国経済が悪化して、中国がオーストラリアから資源を輸入する量を減らしたりすると、オーストラリアにとってもマイナスとなり、豪ドルが売られる要因となります。

重視される指標

豪ドル相場で最も重視しなければならないのは、毎月1回オーストラリア準備銀行(中央銀行、通称RBA)が発表しているオーストラリア政策金利です。
豪州中央銀行(RBA)の政策金利は、毎月第一火曜日の13時半(夏時間の時は12時半)に発表されます。

やはり、豪ドルはスワップ運用を行なっている投資家が多いので、金利に変化があるかどうかが注目されています。オーストラリア準備銀行が政策金利を引き上げれば、さらに高金利通貨になりますから、豪ドルを買う投資家は増えますし、逆に利下げに踏み切ると高金利通貨としての魅力が薄れ、売られる要因となります。

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