365日増える利益!FXのスワップ金利(スワップポイント)での運用方法


スワップとは

FXで利益を出すためには2つの方法があります。
1つめは「値上がり益(キャピタルゲイン)」で、この方法は刻々と動く為替レートの変動を利用して利益を生み出すやり方です。

例えば、1ドル99円の時に10,000通貨(99万円相当)を購入し、1ドル100円になった時に売却すると、10,000通貨は100万円相当になっているので、その差額の1万円が利益となります。

そしてもう一つが「スワップ金利(インカムゲイン)」による利益です。
こちらは、株式投資の配当収入や、銀行預金の利息に相当するものです。

外貨預金に似ているもので、海外の通貨を購入し保有しているだけで、日本の銀行預金とは比べ物にならないほどの利息収入が得られます

スワップ金利とは?

スワップ金利(スワップポイント)とは、「金利差」のことです。
2013年時点で、日本の政策金利は0.1%(ゼロ金利政策)です。
逆に、カナダの政策金利は1%です。

一般的に、銀行の金利(利息)は政策金利を元にして決定されています。
日本の銀行に預けても、ゼロ金利政策の影響でほとんど利息は付きません。
(2013年の時点で、三井住友銀行の普通預金金利は0.02%でした…)

逆に、外貨預金でカナダドルを購入すれば、約1%程度の利息が付きます。
1%の利息というのは、日本の銀行の0.02%と比較すると「50倍」に相当します。

もちろん、外貨預金でカナダドルを購入した場合でも、銀行の手数料などが取られてしまうので、実際には1%以下の金利しか付きませんが、それでも日本の銀行に預けておくよりかは、圧倒的にお得です。
FXのスワップポイントも、外貨預金とほぼ同等の仕組みです。

しかし、スワップ金利はあくまでも「金利差」なので、FXでは「カナダ政策金利(1%) – 日本政策金利(0.1%)」相当の金利収入が得られる計算になります。

外貨預金とどっちがお得?

もちろん、FXにおいても業者手数料があるので、「カナダ政策金利(1%) – 日本政策金利(0.1%)」が丸々もらえるわけではありません。

スワップ金利はFX業者によってそれぞれ違いがあります。
では、外貨預金とFXでは、どちらのほうがスワップ運用においてお得なのでしょうか?

■外貨預金でカナダドルを買った場合
カナダの政策金利(1%)を基準として利息が付く。

■FXでカナダドル/円を買った場合
カナダの政策金利(1%) – 日本政策金利(0.1%) の金利差(0.9%)が利息収入になる。

こう考えると、一見するとFXの方が外貨預金よりも不利だとわかります。
しかし、現実には外貨預金よりもFXの方が圧倒的にお得です。
その理由としては

  • FXは取引手数料が無料(外貨預金は手数料が非常に高い)
  • FXはスプレッドが狭い(外貨預金はFXの100倍以上のスプレッド)

このように、実質的な手数料を考えると、FX口座でのスワップ運用の方が外貨預金よりもお得だとわかります。

スプレッドについての詳細はこちら。

マイナススワップに注意

一方、FXのスワップ運用で注意しなければならないのが「マイナススワップ」です。
外貨預金では、いかなる場合でも利息が取られることはありません。

しかし、FXのスワップ金利(金利差)は、特定の条件になると逆に利息を払わなければならない場合があります。

現時点では、「カナダの政策金利(1%) – 日本政策金利(0.1%) の金利差(0.9%)が利息収入」と書きましたが、もしもカナダの政策金利と日本の政策金利が逆転してしまった場合はどうなるでしょうか。

カナダの政策金利(0.1%) – 日本政策金利(1.0%) の金利差(マイナス0.9%)

こうなってしまうと、年間0.9%程度の利息を支払わなければならないのが、マイナススワップの状態です。もっとも、日本とカナダの政策金利が逆転する可能性は極めて低いです。

しかし、FXの場合は日本円だけでなく「カナダドルでユーロを買う」、「米ドルを使ってポンドを買う」と言った柔軟な取引ができるので、場合にによってはマイナススワップ同士の通貨を取引してしまうケースもあるのです。

もちろん、マイナススワップの場合は為替レートにしっかり記載されているので、取引する前にスワップ金利の状態がどうなっているのかは、すぐにわかるので安心です。

スワップ金利は365日毎日もらえる

FXのスワップポイントの大きなメリットが「スワップは365日毎日発生する」ことです。
銀行預金や外貨預金の場合、1ヶ月に1回など、決まった日にしか利息は振り込まれません。

しかし、FXの場合は日割りで毎日利息収入がもらえます
業者によっては、「毎週水曜日を3倍デー」とし、水曜日に通常の3倍のスワップポイントを付与し、土曜日、日曜日には付与しない仕組みのところもありますが、基本的にはスワップは、365日毎日もらえると考えてOKです。

FXでは、月曜日から金曜日まで24時間いつでも為替の売り買いができるので、数日程度の短期間の取引であっても、スワップポイントの恩恵を受けられます。

高金利通貨に注目

上記事例では、「カナダドル」を例にあげましたが、FXでは世界各国の通貨に投資可能です。

政策金利はその国によって違いがあるので、高金利通貨を買えば、利息収入も大幅にアップします。
特に日本では、安定した政治と高い金利を誇っている「豪ドル(オーストラリアの通貨)」が人気です。

日本円で豪ドルを買う「豪ドル / 円(AUD/JPY)」では、2013年時点で約2.5%程度(業者手数料を考えるともう少し低くなります)の利息が得られます。

最新の政策金利はこちらです

レバレッジでさらに効率よく投資

スワップポイントは、レバレッジをかけることによってさらに増やす事が可能です。

レバレッジは、FXの特徴の一つであり、利益を増やすことができる反面、損失が出た場合のリスクも大きくなるので、注意が必要です。

しかし、高金利通貨にレバレッジをかけることで、通常の銀行預金とは比較にならないほどの金利収入が得られます。

仮に、豪ドル(金利2.5%)をレバレッジ10倍で運用した場合、年間の金利は25%となります。(業者手数料などを考えると実際には15%~20%程度になると思いますが、それでもかなりすごいです)

スワップポイントの高い業者は?

スワップポイントは、FX業者によってまったく違います。
スワップ金利に力を入れているところは、毎日の付与額も大きく、逆にそうではないところは雀の涙ほどのスワップしか付与してくれません。

一般的に、狭いスプレッドをウリにしている、デイトレード、短期トレード向けのFX業者はスワップ金利が低い傾向にあります。

スワップの低い業者で運用する場合と、高い業者を選んで投資する場合では、場合によっては1年で数十万円、数百万円も、もらえるスワップに差が付きますので、業者選びはしっかりとおこないましょう。
高いスワップ金利を提供していることで有名な業者は以下のとおりです。

ライブスター証券

ライブスター証券

ライブスター証券は、高いスワップポイントを提供している有名なFX業者です。
公式ページでも、業界最高水準のスワップを提供していると書かれており、ライブスター証券がスワップに力を入れていることがわかります。

保有しているポジションを決済せずに、貯まったスワップポイントだけを出金することもできるので、スワップが一定額貯まったら出金して美味しいものを食べに行く。ということもできます。

まとめると

スワップポイントについてまとめます。

  • スワップポイントは365日もらえる金利収入
  • 手数料、スプレッドの面から、外貨預金よりも圧倒的に有利
  • マイナススワップに注意
  • 高金利通貨やレバレッジでより効果的に運用できる
  • スワップポイントに強いFX業者で取引しよう

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